主要三和音のスリーコードで作られる曲もあり、それはブルースというジャンルによく見られます。しかし、スリーコードなのはブルースだけではなく、様々な音楽ジャンルで使用されています。ここではスリーコードのブルースを元にした、色んなベースラインを練習していきましょう。
3連符の中抜き
大きな譜面を開くカッティングで刻む
音源を聴いても分かると思いますが、大半はタッタタッタとカッティング奏法で音を刻んでいます。こういった3連符の中抜きブルースは、ベースラインでもよく見られます。
大きな譜面を開くベースラインを変える
次は2コーラス目で、当然コード進行は同じです。こういった場合、1コーラス目と同じベースラインを弾くのも悪くありませんが、出来る事なら少しだけでも変えてやる事が望ましいです。
電撃ネットワーク風
大きな譜面を開く3拍目のウラから入る
電撃ネットワークというグループのテーマ曲で、ここでは練習用に少しアレンジを加えています。弾き始めが少し難しく、3拍目のウラから入っているので、リズムをよく感じ取ってください。
大きな譜面を開くテンポキープ
2コーラス目は原曲の雰囲気が無いくらい、ベースラインをアレンジしてみました。ほぼ8分音符なのでリズムで困る事はないと思いますが、テンポが速いので崩れないようにしましょう。
ロック&ロール
大きな譜面を開くセーハで押弦する
2小節目の2弦2フレットは前後の流れを考えると、人差し指のセーハで押弦するのが最も効率的かと思われます。セーハについては、セーハやバレーコードというフィンガリングを参考にしてください。
大きな譜面を開くフィンガリングは自由
2コーラス目も14・21小節目でセーハの押弦をしていますが、フィンガリングは人によって異なるものなので、必ず譜面の通りに押弦しなくても構いません。
ハードロック
大きな譜面を開くミュートは両手を使う
9・10小節目の音符にはスタッカートがあるので、しっかり音を切って止めてやりましょう。ミュートは片手だけでなく、両手を使うと確実に音を止められます。
大きな譜面を開くポジションマークを見る
2コーラス目の21小節目は、スタッカートの後に大きくポジション移動が必要です。ポジション移動がある場合は、指板にあるポジションマークが頼りになるので、それを目印にすると良いでしょう。
ハイテンポ
運指押弦の違い
BPMが172と高くハイテンポなので、テンポキープを心掛けてください。また①と②は同じ譜面ですが、TAB譜面の開放弦アリナシで運指押弦が大きく変わります。両方を弾き比べてみましょう。
昔風ロック
大きな譜面を開くスタッカートの長さ
スタッカートは約半分の長さに切って演奏する、というのが大体の決まりです。なので、スタッカートの付いている4分音符は8分音符の長さに切って、切れ味良を良く弾くようにしましょう。
マイナーブルース
大きな譜面を開くマイナーブルースのコード
マイナーキーのブルースはコードがマイナーになるだけという事ではなく、メジャーキーとはコード進行も異なります。詳しくは別カテゴリの、ブルースのコード進行を参考にしてください。
大きな譜面を開く運指は千差万別
2コーラス目も似たようなベースラインが続きます。譜面には押弦する運指を載せていますが、これが万人に当てはまる運指とは限りません。押弦し辛ければ、自分の使い易い指で押弦してみてください。
- ブルースは主要三和音のスリーコードが基本。
- スリーコードは色んなジャンルに用いられる。
- マイナーブルースになると使うコードが増える。