主要三和音のスリーコードで作られる曲もあり、それはブルースというジャンルによく見られます。しかし、スリーコードなのはブルースだけではなく、様々な音楽ジャンルで使用されています。ここではスリーコードのブルースを元にした、色んなベースラインを練習していきましょう。

スリーコードの練習ベースライン

被らないベースラインを作る

譜面を1枚目の1コーラス目と、2枚目の2コーラス目に分けてありますが、当然コード進行は同じです。なので、ベースラインも大きくは変わらないですが、両方の譜面の5小節目などにも見られるように、2弦3フレットと4弦1フレットのオクターブを使っており、なるべく被らないベースラインを作るようにしています。2コーラス目も1コーラス目と同じになるのが、決して悪い分けではありませんが、少しずつでもベースラインをアレンジすることによって、視野も広がるでしょう。

電撃ネットワークもスリーコード

電撃ネットワークという、過激パフォーマンスグループがおられますが、その電撃ネットワークのテーマ曲もスリーコードから作られており、ここでは僕が練習用にアレンジを加えていますが、オリジナルの雰囲気は残しています。リズムはシャッフルもかかっていない、イーブンな8ビートなので、リズム自体で弾き方に迷うことはないでしょう。ただ、テンポが速いので、フィンガリングミスに気をつけましょう。

セーハは効率的なフィンガリング

これもイーブンな8ビートのベースラインなので、リズムで迷うとすれば、9・10小節目にかけてのタイ記号かと思います。1・2小節目にかけて見られる、3弦2フレットから2弦2フレットの運指ですが、譜面の指示の通り人差し指のセーハでフィンガリングするのが効率的かと思います。2コーラス目の9小節目の2弦1フレットも、人差し指のセーハで押弦していますが、これは次の3弦2フレットを、人差し指で押弦しやすくする為で、こういったケースにも、セーハのフィンガリングは便利かと思います。

シャッフルは跳ねるように

スリーコードはシャッフルというリズムでも、しばしば演奏されることがあります。音源を聴いてもらえれば直ぐに分かりますが、イーブンの8分音符に比べてシャッフルの8分音符は跳ねるように弾かれています。音楽理論的に説明すると、8分音符が2つ並んだ時に、前後の8分音符を弾く長さが違っており、1拍3連符を基準にした、2対1の割合になるのですが、詳しくはシャッフル(shuffle)やバウンス(bounce)のリズムで説明しています。

12小節以上のスリーコード

特にブルースは12小節で1コーラス、というのが本当なのかもしれませんが、1コーラスが12小節以上のスリーコードという構成も見られます。この譜面も1コーラスが12小節以上あって、使われているコードは3つだけです。1つのコードが長く続いているので、2・4・7・9小節目などはコードのルートではなく、1拍目が3度から入っているのが分かります。TAB譜面は開放弦を中心に使っているので、そこを5フレット目に直してやると、指の開きは大きくなりますが、弾き易くなる人もいるでしょう。

一昔前のロックンロール

1コーラスが20小節と長く、ベースライン的には1小節から12小節までと、13小節から20小節までの、二つに分けて考えるといいでしょう。全体的に4分音符にスタッカートが付いているので、音源と全く同じ長さに揃える必要はありませんが、そこはカッティングで切れ味を良くまとめてください。ドラムの叩き方などからも一昔前のロックンロール風スリーコードだと言えるでしょうか。

2週目の3小節目ですが、3弦0フレットを一つ多く弾いてしまいました。

マイナーキーのブルース

ブルースは3つのコードでの構成が基本、と説明しましたが、それはメジャーキーの場合でマイナーキーのブルースになるとコードを4つ使う場合が多いです。この譜面だと9小節目の「D7」が、マイナーキーブルースの特徴的なコードです。しかし、マイナーキーだと必ず4つのコードを使う、と言う分けではありませんし、コードを4つ使うにしても、コード進行の仕方も大きく分けて二種類あります。詳しくはブルースのコード進行を参考にしてください。