ジャズでメインとなるベースラインと言えば、4分音符を中心に組み立てるウォーキングベースラインです。ウォーキングベースの作り方が分かる人は、同じコード進行でオリジナルのウォーキングベースを考えてみましょう。ウォーキングベースに関しては、ジャズ入門のカテゴリでも説明しています。

音程記号
  • Root(根音)の記号(ルート)
  • 短3度の記号(短3度)
  • 長3度の記号(長3度)
  • 減5度の記号(減5度)
  • 完全5度の記号(完全5度)
  • 増5度の記号(増5度)
  • 短7度の記号(短7度)
  • 長7度の記号(長7度)
  • (クロマチックノート)
  • (アプローチノート)
  • (ドミナントノート)

Cメジャーキー①

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Cメジャーキー①のウォーキングベース                                               ┃5小節目                                                           ┃9小節目                                                            ┃13小節目
Cメジャーキー①のウォーキングベース17小節

三和音でもウォーキングベース

ウォーキングベースはジャズに限らずよく使われ、コードが四和音でなく三和音であっても問題ありません。下記は同じコード進行の簡略譜面とマイナスワン音源なので、それを利用しオリジナルのウォーキングベースも作ってみてください。

Cメジャーキー①の練習
Cメジャーキー①の練習17小節

Cメジャーキー②

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Cメジャーキー②のウォーキングベース                                               ┃5小節目                                                           ┃9小節目                                                            ┃13小節目
Cメジャーキー②のウォーキングベース17小節

違うウォーキングベースにする

先程も同じでしたが、1~8小節目までと9~16小節目までは、同じコード進行を繰り返しています。こういった場合ジャズのウォーキングベースでは、全く同じになるベースラインは避けるべきです。自分なりに工夫して、違うウォーキングベースを作ってみてください。

Cメジャーキー②の練習
Cメジャーキー②の練習17小節

Aマイナーキー①

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Aマイナーキー①のウォーキングベース                                               ┃5小節目                                                             ┃9小節目                                                            ┃13小節目
Aマイナーキー①のウォーキングベース17小節

1拍目をルート以外にする

2・8・14小節目は1拍目にRoot(根音)の記号以外のコードトーンを持ってきており、こうすることでウォーキングベースのパターンが膨れ上がります。これはウォーキングベースでは当たり前の事ですが、ジャズ以外でも使える音使いなので、覚えておくと良いでしょう。

Aマイナーキー①の練習
Aマイナーキー①の練習17小節

Aマイナーキー②

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Aマイナーキー②のウォーキングベース                                                ┃5小節目                                                           ┃9小節目                                                            ┃13小節目
Aマイナーキー②のウォーキングベース17小節

ツーファイブでパターン化

5~6小節目と7~1小節目にかけては、ツーファイブというコード進行です。ツーファイブを簡潔に説明すると、完全4度進行が2回行われる良い感じのコード進行です。ツーファイブはキーが変わっても、ウォーキングベースの作り方を程よくパターン化してしまえると思います。

Aマイナーキー②の練習
Aマイナーキー②の練習17小節

Aマイナーキー③

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Aマイナーキー③のウォーキングベース                                                ┃5小節目                                                           ┃9小節目                                                            ┃13小節目
Aマイナーキー③のウォーキングベース17小節

コードチェンジが多い場合

5小節目からと13小節目からにかけてコードチェンジが多く、ウォーキングベースを考えるのも大変に思えます。こういう場合は最初から難しい事をしようとせず、先ずはコードトーンだけを2拍ずつ置いた、シンプルなウォーキングベースにしていけば良いと思います。

Aマイナーキー③の練習
Aマイナーキー②の練習17小節

Isn’t She Lovely

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Isn’t She Lovelyのウォーキングベース                                                ┃5小節目                                                            ┃9小節目                                                            ┃13小節目
Isn’t She Lovelyのウォーキングベース16小節

ポピュラー音楽をジャズにする

スティービー・ワンダーの「Isn’t She Lovely」という曲のコード進行で、ポピュラー音楽をジャズ風にアレンジして演奏する事もあります。その際にはキーやコード進行も変えて演奏される事が多く、この曲も元はEメジャーキーですが、Fメジャーにして演奏される事が多いでしょう。

Isn’t She Lovelyの練習
Isn’t She Lovelyの練習16小節

Autumn Leaves

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Autumn Leavesのウォーキングベース(1~16小節目)                                         ┃5小節目                                                           ┃9小節目                                                            ┃13小節目
Autumn Leavesのウォーキングベース(1~16小節目)の譜面

コード進行で迷う

「Autumn Leaves」はジャズ定番の曲で、邦題は枯葉としても有名です。1コーラスが32小節と長く、コード進行は繰り返しが多いので、何処を弾いているか迷う事も多いです。前半の16小節は8小節のコード進行を2回繰り返しますが、全く同じウォーキングベースにならないように注意しましょう。

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Autumn Leavesのウォーキングベース(17~32小節目)                                         ┃21小節目                                                          ┃25小節目                                                           ┃29小節目
Autumn Leavesのウォーキングベース(17~32小節目)の譜面

半音階のウォーキングベース

27・28小節目はコードチェンジが目立ちますが、コードのRoot(根音)の記号だけを見て行くと、半音階で下がっていくだけなので、先ずはシンプルに考えると良いでしょう。下記の譜面と音源を利用して、オリジナルのウォーキングベースにも挑戦してみてください。

Autumn Leavesの練習
Autumn Leavesの練習32小節
記事終了
このページのまとめ
  • ウォーキングベースは三和音でも使える。
  • ポピュラー音楽をジャズ風に演奏する事もある。
  • ジャズで弾く場合はコード進行も変更する事が多い。