16分音符が中心となったリズムを、16(シックスティーン)ビートと言ったりします。16ビートはR&B・ファンク・フュージョンと言われるジャンルでよく耳に出来るでしょう。16ビートも和製英語で、英語圏では「16th note rhythm」や「16th note feel」と言われます。
タイ記号と16ビート
大きな譜面を開く16分音符同士を結ぶタイ記号
全ての小節に共通して見られるのが、16分音符をタイ記号で結んだリズムです。このリズムはベースラインでもよく見られるので、音源を聴いて耳と体に覚え込ませてしまいましょう。
セーハと16ビート
大きな譜面を開く2弦2フレットをセーハで押弦
運指や押弦は人それぞれで自由ですが、先ずは2弦2フレットを人差し指のセーハで押弦してみてください。そうする事により最も無駄の少ない、効率的なフィンガリングになるでしょう。
シャッフルと16ビート
大きな譜面を開くハーフタイムシャッフル
16ビートにかかるシャッフルを、ハーフタイムシャッフルと言ったりもします。先ずは音源をよく聴いて、16分音符が跳ねている感じを聴き取ってみてください。
クロマチックスケールと16ビート
大きな譜面を開くクロマチックと運指
半音が続く事をクロマチックスケールと言います。1小節目なら譜面にある運指でも良いですが、ポジション移動をする運指でも良いです。また、TAB譜を変える運指も考えられるでしょう。
ゴーストノートと16ビート
大きな譜面を開くゴーストノートでリズムを作る
譜面に×で記されるゴーストノートは、リズムを作る1つの要因でもあります。ここでは音的に大した意味を持ちませんが、先ずは譜面の通りに弾く事をお勧めします。
オクターブと16ビート
大きな譜面を開くオクターブの運指
オクターブ奏法の運指ですが、多くの人は譜面にも記すように、人差し指と小指で押弦すると思います。しかし、手の大きい人なら小指の代わりに、薬指で押弦する方が楽かもしれません。
速弾きと16ビート
大きな譜面を開く速弾きのポイント
指弾きなら弦を撫でるくらいの力で、ピック弾きならピックに少し角度をつけてやると、スルスルと弾けるようになるかもしれません。また速弾きは力み過ぎず、リラックスして弾く事もポイントです。
休符と16ビート
大きな譜面を開く休符をしっかりと
1・2・3・5・6小節目には、同じ個所に16分休符が共通してあります。細かな休符で難しいですが、ベースラインの大事な要素なので、しっかりと把握できるようなりましょう。
スタッカートと16ビート
大きな譜面を開くスタッカートでカッティング
これまでにも出てきましたが、音符の上下にある黒い点はスタッカート記号です。約半分の長さにして弾くので、スタッカートの8分音符なら16分音符を目安に、カッティングして弾いてやりましょう。
拍子記号と16ビート
大きな譜面を開く4分の2拍子に注意する
4小節目だけ拍子記号が4分の2拍子に変わっているので、その小節だけ2拍で終わりです。ベースラインを弾きながらも、しっかりとカウントを取っておく事も忘れないでください。
- 16ビートは16分音符や16分休符が主体のリズム。
- ハーフタイムシャッフルは16ビートのシャッフル。
- 拍子記号は曲中に変わる事もある。