ポピュラー音楽の多くは「1・2・3・4」と繰り返すリズムの、4分の4拍子で作曲されています。これを「1・2・3」と繰り返したなら、ワルツとも言われる4分の3拍子というリズムになります。ワルツは4分の4拍子の次に多く聴けるリズムなので、早い内に慣れておくようにしましょう。
運指とワルツ
大きな譜面を開く運指を固定する
先ずは譜面にもあるように、2フレット目を人差し指、3フレット目を中指、4フレット目を小指という運指で練習してみましょう。手の大きい人も上手く指を畳んで、運指させてみてください。
ポジション移動とワルツ
大きな譜面を開く矢印でポジション移動
譜面にある矢印はポジション移動を表しています。1・2小節目は手の大きい人ならポジション移動をせずとも押弦できますが、こういうポジション移動をする運指にも慣れておきましょう。
スタッカートとワルツ
大きな譜面を開くスタッカートで刻む
8・10小節目を除き1拍目の音符にはスタッカートがあるので、音源のように音を短く刻んで弾いてやりましょう。スタッカートのある音符は、約半分の長さに切って演奏します。
小節の進行順とワルツ
大きな譜面を開くFineとD.C.
Fine(フィーネ)は終止を意味しますが、1回目は通り過ぎます。曲頭に戻る意味のD.C.(ダ・カーポ)で戻った、2回目の4小節目で終わります。先ずは音源で小節の進行順を確認してみましょう。
シャッフルとワルツ
大きな譜面を開くシャッフルで跳ねる
このワルツにはシャッフルがかかっており、具体的には8分音符が跳ねるリズムになっています。テンポも速めなので、リズムを取るのに苦労すると思います。
カッコとワルツ
大きな譜面を開くカッコ1と2を見分ける
リピート記号や数字つきのカッコもあり、一見すると小節の進行順が複雑です。番号を振っておいたので、その通りに進んでみて、カッコ1と2の小節進行順を把握しておきましょう。
4フレット4フィンガーとワルツ
大きな譜面を開く薬指と小指の運指
先ずは譜面にも記してある、4フレット4フィンガーで運指してみましょう。最初は特に薬指と小指が思うように動かないのが普通なので、テンポを落としてゆっくり練習していきましょう。
このページのまとめ
- 4分の3拍子のワルツは「1・2・3」を繰り返すリズム。
- スタッカートのある音符は短く刻んで弾く。
- 運指スタイルを使い分けられると便利。