エレキベースの付属品にも色んな物がありますが、最初から全て揃える必要はありません。また、最後まで使わない付属品も出てくるでしょう。弦は当たり前として、チューナー、シールド、アンプがあれば、とりあえずは弾けます。あとは必要に応じて、揃えていけば良いでしょう。

付属品の説明

エレキベースの弦
エレキベースの弦の画像

ベースの弦も消耗品

弦楽器なら全てに同じ事が言えますが、ベースの弦も長く使っていると、正確な音が出せなくなります。季節や練習量にもよりますが、2~3ヶ月毎に張り替えると良いでしょう。ベースの弦は1セット約3000円もするので、演奏が終わったらしっかりと拭いて、長持ちさせるようにしましょう。

チューナー
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チューナーでチューニング

チューニングとは、基準の音に合わせる作業です。そのチューニングはチューナーがあれば簡単に出来るので、是非1つは持っておきましょう。演奏中にも音が狂うので、小まめにチューニングをしてください。クリップ式のチューナーもありますが、最初はシールドで繋ぐタイプが良いでしょう。

シールド
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シールドは電気コード

ベースとアンプや、ベースとチューナー等を繋ぐ、電気コードの事を音楽業界ではシールドと言います。シールドにもピンからキリまであり、良いシールドを使うと、ベースの音も驚くほど綺麗になります。ライブの事を考えると、5メートル程度の長さは欲しい所です。

ストラップ
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ストラップは立奏で必需品

立奏(りっそう)とは立って演奏する事ですが、立奏に必要なのがストラップです。目安としてベースのボディの中心が辺りに、ベースのヘッドが肩と同じ位の高さが、先ずは弾き易いかと思います。そこから始めて、ストラップを調節し、少しずつ下げて練習しましょう。

ピック
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ピック選びは大変

音楽スタイルなどにもよりますが、ベースを指で弾く事もあれば、ピックを使う事だってあります。指で弾くのに比べると、ピック奏法は鋭く目立ちやすい音が特徴です。ピックにも様々な形や硬さがあり、音も大きく違ってくるので、自分に合うピックを見つけるまでが大変です。

メトロノーム
メトロノームの画像

メトロノームで正確なテンポ

曲のテンポを知る機械がメトロノームで、正確なテンポを身に付けるのは、メトロノームと一緒に練習するのが一番でしょう。曲のテンポをキープするのは、ドラマーだけではなく、ベーシストの役割でもあるので、後にメトロノームも購入しておくと良いでしょう。

ギタースタンド
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ギタースタンドの種類

ベースを壁にもたれさして置いたり、床に寝かしておくと危ないので、ギタースタンドに置いておきましょう。ギタースタンドにも種類が見られ、持ち運び可能なコンパクトギタースタンド、何本も置けるマルチギタースタンド、壁掛け用のギタースタンドもあります。

ギグケース
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持ち運びはギグケースが最適

ギターケースにも幾つか種類があり、最も作りが甘いのをソフトケース、最も作りが硬いのをハードケース、中間のものをギグケース(バッグ)と言います。ツアー等での運搬ならハードケースが安心ですが、徒歩での持ち運びとなると、利便性のあるギグケースが最適だと言えるでしょう。

エフェクター
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エフェクターの種類

アンプやベースのツマミでも、音に変化を付けられますが、劇的に音色変化できるのがエフェクターです。個別のエフェクターもあれば、多数のエフェクターが1つにまとまった、マルチエフェクターもあるので、経験に応じて使い分けていくと良いでしょう。

ベースアンプ
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ベースアンプのワット数

アンプにはワット数というものがあり、単純にワット数が大きければ、その分だけ大きな音が出せるという具合です。自宅練習用のベースアンプなら、10W~20Wもあれば十分な音量が出せるでしょう。ベースアンプは大抵、ヘッドフォンが使用可能なので、騒音問題も安心です。

記事終了
このページのまとめ
  • エレキベースの付属品は他にもある。
  • 付属品は必要に応じて揃えれば良い。
  • ベーシストによっては使わない付属品もある。