Aマイナースケールでマイナースケールは短音階の全音と半音の並び方を始め、その基本を説明しました。次にDマイナースケールとEマイナースケールで説明したように、主音が変わると音階に♭や#が加わり、マイナースケールの全音と半音の並びにしていきます。マイナースケールをまとめて見ましょう。
Aマイナースケールが基本
マイナースケールの全音と半音の並び方
メジャースケールがそうであったように、マイナースケールにも全音と半音の並び方があります。それは上記のAマイナースケールにも示す通りです。メジャースケールとマイナースケールの全音と半音の並び方も見比べておきましょう。
- メジャースケール(長音階)
全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音
- マイナースケール(短音階)
全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音
Aマイナースケールは♭も#も要らない
Aマイナースケールのイ短調は全ての音に♭も#も付ける事なく、マイナースケールの並び方になります。先ずはAマイナースケールをマイナースケールの基本、としておくと良いでしょう。
マイナースケールにする♭と#
DマイナースケールにするにはB♭音に、EマイナースケールにするにはF#音になります。それはマイナースケールの全音と半音の並び方にする為です。もちろん、主音がA・D・E音以外のマイナースケールは他にも有り、♭や#の数が違ってきます。
♭と#は混ざらない
マイナースケールもメジャースケールと同じように、♭と#が混ざるようなスケールはありません。♭と#が増える順番に、マイナースケールをサラサラっと確認していきましょう。
マイナースケールは短音階の一覧
マイナースケールも重なる
メジャースケールと同じく、マイナースケールにも重なるものがあります。例えば、E♭マイナースケールとD#マイナースケールなどがそうで、音楽理論的には違うマイナースケールですが、フレットは全く同じという事になります。
このページのまとめ
- マイナースケールは全・半・全・全・半・全・全。
- マイナースケールも主音が変わると♭や#の数が異なる。
- フレットが重なるマイナースケールがある。