ウォーキングベースを作るに当たっては、約束事のようなものが幾つかあります。同じ音を使い続けるのは良いことではない、というのもその一つです。そのことについてルート(根音)だけのウォーキングベースで考えていきましょう。また、譜面にあるコードを見ながらの演奏というのにも、少しずつ慣れていきましょう。

ルート弾きのウォーキングベース

ルートが4拍ずつのウォーキングベース

ルートが4拍のウォーキグベース

拍子記号を4分の4拍子とするなら、ルートを4つ並べると上記のような感じです。このウォーキングベースが使えれば、大変に楽なのですがウォーキングベースでは、同じ高さの音を4つ続けて使うのは良くないこととされています。ドミナントペダルという、あえて同じ音を弾き続ける、という演奏方法もありますが、とりあえずは、同じ音を4つ続けて使うのは、避けるべきだと思ってください。次も同じくルート弾きですが、単純な方法でアレンジをしてみました。

オクターブを利用したルートが4拍ずつのウォーキングベース

オクターブを利用して2拍ずつ

絶対的な決まりごとではありませんが、ウォーキングベースでは、同じ高さの音を続けて使うのは2つまでということが多いです。この4小節もルートだけですが、オクターブが異なる音を利用して、同じ高さの音は続けて2つまでになっています。こればかり利用するのは良くありませんが、こういったウォーキングベースは使えると思うので、覚えておいてもいいでしょう。

コードを見ながらルート弾き

ウォーキングベースの初歩練習

上記はコードネームだけを記した、簡略12小節の譜面です。音源ではコードのルートだけを鳴らしています。ベースの音源が入っていない、マイナスワン音源を利用して、先ずはコードのルートだけを弾いてみましょう。先ほどは、ルートを4つ連続で鳴らすのは良くない、と説明しましたが、ウォーキングベースの初歩練習と考えてください。しかし、次のことを守って弾いてみましょう。

フィンガリングは手の感覚で行う

1小節目の「C7」を弾いている時には、目を2小節目の「F7」に向けるようにします。同じように2小節目を弾きながら、次の3小節目の「C7」を見ます。このように、弾きながらも次のコード進行へと目を移す、ということをします。そうしているうちに、1小節目を弾いている時には、2・3・4小節と、目を移せる範囲が少しずつ広がるようになります。目は譜面を追うのが基本になるので、フレットはチラ見する程度にしておき、手の感覚だけでフィンガリング出来るようになるのを、目標としましょう。