コードのルートだけ弾くことを、ルート弾きと言ったりします。ルート弾きは指板の音名さえ頭に入っていれば、気軽に使えるベースラインです。ルートだけを弾くのは退屈かもしれませんが、ベーシストがルート音を弾いている時が、最も安定したコード感を出せるでしょう。
ルート弾きの種類
ルート弾きベースラインを作る
この譜面は僕が考えた簡単なオリジナルメロディです。音源にはベース音が入っていないので、コードを基にルート弾きベースラインを作ってやりましょう。ルート弾きと言っても色んなリズムが考えられるので、僕もチュートリアル的な感じで幾つかのベースラインを作ってみました。
大きな譜面を開く全音符でベース音を確認
譜面中のはコードのルートを弾いている、というのを表しています。始終を全音符だけのルート弾きで終える事は先ずありませんが、ベースのルート音にメロディやバッキングが乗っているのを、耳でも確認し易いと思います。先ずはそれから始めてみるのも良いでしょう。
大きな譜面を開く8ビートは8分音符が主役
8ビートとは8分音符が主役のベースラインです。全音符だけのルート弾きと比べ、8ビートのルート弾きは勢いやスピード感が出たと思います。こういうベースラインが好きな人もいれば、音数が増えすぎて忙しなく聴こえる人もいます。これは人それぞれで、正解でも不正解でもありません。
大きな譜面を開く休符もベースライン
4ビートは4分音符が主役のベースラインです。8ビートを忙しなく感じていた人は、こちらの4ビートの方がしっくりくるかと思います。5小節目からは4分休符を使っており、最初は弾かないと不安に思えるものですが、休符を使うのもベースラインの大事な要素の1つです。
大きな譜面を開くドラムに大きく影響する
定番のベースラインというのが幾つかあり、このルート弾きもそれに当てはまります。ベースラインはドラムに大きく影響するので、このドラムパターンならこのベースライン、あのドラムパターンならあのベースライン、というような事が少しずつ分かってくると思います。
- コードのルートだけ弾く事をルート弾きと言う。
- ルート弾きベースラインにも色んな種類がある。
- ベースラインはドラムの叩き方に大きく影響する。