現在の小学校の音楽の授業では、どうか分かりませんが、僕の頃はCメジャースケールとは習わなかったと思います。これは「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」のことで、ピアノ・ピアニカ・縦笛などで、何度か奏でたことがあると思います。

Cメジャースケールのハ長調は長音階

イタリア音名・ドイツ音名・英米音名・日本音名のCメジャースケール表

長音階はメジャースケール

スケールを日本式で音階(おんかい)と言い、メジャースケールなら長音階(ちょうおんかい)と言います。日本でよく使う「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」はイタリア語音名で、英語音名にすると「C・D・E・F・G・A・B・C」となり、C音から始まるので、Cメジャースケールと言います。

ハ長調はCメジャースケール

Cメジャースケールの「C・D・E・F・G・A・B・C」を、日本語音名にすると「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ」となり、ハ音から始まるのでハ長調(はちょうちょう)と言います。調とは音の高さを示すもので、始まりの音によって調は決定されます。英語ならば調は、キーという言葉に相当するでしょう。

長音階の名前と機能

長音階の主音・上主音・中音・下属音・属音・下中音・導音を説明する小節

主音・下属音・属音・導音

上記の長音階(ハ長調・Cメジャースケール)にも書いてありますが、それらの一音ずつには、名前が決められています。中でも特に第一音の主音、第四音の下属音、第五音の属音、第七音の導音の4つを、重要視することが多いでしょう。機能については以下の通りです。

第一音の主音

音階の中で最も安定する音で、始まりや終わりに多用されます。

第二音の上主音

主音や次の中音とを繋ぐ音です。

第三音の中音

音階の明暗を左右する音です。

第四音の下属音

主音ほど強くはないですが、音階の中心になる音です。

第五音の属音

下属音と同じように、音階の中心になる音です。

第六音の下中音

中音より効果は薄いですが、音階の明暗を分けます。

第七音の導音

主音へ繋げる力が強い音です。

メジャースケールの長音階を作る全音と半音

TAB譜面で見るCメジャースケールの全音と半音の並び方

全音と半音の並び方

全音は3弦の3フレットから、5フレットまでのような、フレット2つ分の距離です。半音は2弦の2フレットから、3フレットまでのような、フレット1つ分の距離です。主音であるC音から「全音|全音|半音|全音|全音|全音|半音」となった時が、Cメジャースケールの並び方で、他の音を主音とする、メジャースケールの並び方でもあります。なので「全音|全音|半音|全音|全音|全音|半音」という並びを覚えておくことが大事です。

ピアノ鍵盤図で見るCメジャースケールの全音と半音の並び方

ハ長調は白鍵だけで作られる

ピアノやピアニカなどの、鍵盤図でも全音半音を見ていきましょう。白いキーを白鍵(はっけん)、黒いキーを黒鍵(こっけん)と言います。C音からD音は隣接しているので、一見すると半音だと思ってしまいますが、その間に黒鍵があります。なのでC音からD音のように、白鍵が黒鍵を挟む音程は全音です。

E音からF音と、B音からC音は白鍵の間に黒鍵がないので、これは半音の音程です。主音のC音から、1オクターブ高い主音のC音までを見ると「||||||」となり、白鍵だけでハ長調、つまりCメジャースケールの並び方をしているのが分かります。

ベース指板図で見るCメジャースケールの全音と半音の並び方

Cメジャースケールを3弦だけで見る

3弦3フレットのC音からのメジャースケールなら、普通は1弦5フレットのC音を1オクターブとして弾きますが、それだと全音半音の並び方が、いまいち分かりづらいです。なので異弦同音を利用して、3弦だけでCメジャースケールを表してみると、上記のようになります。3弦の3フレットから、15フレットまでが1オクターブで「全音|全音|半音|全音|全音|全音|半音」の、メジャースケールの並び方になっているのが分かります。次も同じCメジャースケールのポジションを表しています。

Cメジャースケールのポジションを表した指板図

Cメジャースケールのポジション

どちらの指板図も「」を主音とする、Cメジャースケールのポジションです。1オクターブの範囲内でしか示していませんが、重要なのは両方とも「」と「●」のポジションが同じということで、これが「全音|全音|半音|全音|全音|全音|半音」の並びを作っている分けです。なので、やはり他のフレットを主音の「」としても、そのフレットの音名のメジャースケールが作れます。