スピッツの代表曲である「空も飛べるはず」のベースラインを練習していきますが、ここでは同じコード進行を元に、僕が勝手気ままにアレンジしています。最終的には自分でもベースラインを作れるようになる、というのを目標にしてください。
- (ルート)
- (短3度)
- (長3度)
- (完全5度)
- (短7度)
- (長7度)
- ▲(クロマチックノート)
- ■(ドミナントノート)
- ●(スケールインの経過音)
- ●(スケールアウトの経過音)
空も飛べるはず by スピッツ
空も飛べるはず
大きな譜面を開くコード進行が同じ場合
最後の7・8小節を除き、同じコード進行が2小節ずつ続いています。そういう場合は大抵、ベースラインも同じで大丈夫ですが、僕は繰り返すのが退屈に感じたので、少しアレンジしています。また、原曲では使われていない8分休符を使い、切れのあるベースラインになっているかと思います。
大きな譜面を開くバスドラムに合わせて安定
オリジナルとほぼ同じベースラインかと思います。歌い出しという事もあり安定感が欲しかったので、ここではバスドラムに合わすベースラインを意識しています。カッコ2はBメロへと続く小節なので、フィルインでもっと動きのあるベースラインにしても良いかと思います。
大きな譜面を開く休符は目立つ
オリジナルの4小節目までは長い音で通しますが、僕は休符を多く使うベースラインにしており、その方が反って目立つ場合もあります。2・4小節目は小節の頭が8分休符から入っているので、弾き始めのタイミングに気を付けましょう。5小節目からは逆に、動きの多いベースラインです。
大きな譜面を開く曲の展開を考える
サビは曲が最も盛り上がる部分なので、4小節目までのベースラインも派手にしてみました。5・6小節目はオリジナルと違い、再び盛り上がるBサビの為に、休符を入れて少し落ち着かせてみました。このように、曲の展開を考えてベースラインを作るのも面白いかと思います。
大きな譜面を開く同じベースラインも良い
ほぼAサビとコード進行が同じなので、ベースラインも同じで問題ありませんが、やはり僕は繰り返しが退屈なので、違うベースラインを弾くようにします。ただ、同じベースラインにするのが悪いという事はなく、一緒に演奏するバンドの人たちに分かり易い、というメリットになるかもしれません。
ベースラインは作れる
最初はバンドスコアに書いてある通り弾かないと間違い、と思ってしまうものです。しかし、ベースラインは自分で作る事が出来ますし、その方が覚えやすさもグンと上がると思います。
ベースラインで迷わない本
ベースラインの作り方に関する教則本は数多ありますが、中でも僕は板谷直樹さん著書のベースラインで迷わない本をお勧めしています。ベースラインのコツが分かる教則本です。
- バスドラムを意識できるようなると良い。
- 休符を使えるようになると良い。
- ベースラインは同じになっても問題ない。