ジャズでメインになるベースラインは、4分音符を中心に組み立てられる、ウォーキングベースです。ここでは1・3拍目にコードトーン、2・4拍目にアプローチノートという、ウォーキングベースの基本となる、組み立て方が中心ですが、それ以外になっても問題ないので、自分でも考えてみてください。
Cメジャーキー
シンプルなコード進行
ポップス等でもよく使われる、シンプルなコード進行の、ウォーキングラインです。上記のコード譜も利用して、オリジナルのウォーキングライン、も作ってみてください。
Gマイナーキー
ジャズの練習曲
ジャズのスタンダード「Autumn Leaves」のコード進行は、ジャズの練習曲として最適です。上記は前半の16小節ですが、4度進行という易しいコード進行なので、ウォーキングラインも作り易いです。
Fメジャーキー
ポピュラー音楽もジャズ演奏
スティービー・ワンダーの「isn't she lovely」のコード進行を、少しアレンジしたものです。ポピュラー音楽もしばしば、ジャズにアレンジして、演奏される事があります。
Aマイナーキー
コード進行もアレンジ
ジャズのスタンダード「Summer Time」のコード進行です。上記はほぼ原曲のままですが、ジャズではコード進行も、演奏者によりアレンジされる事が多いです。
Eメジャーキー
ジャズブルースも多い
ジャズではブルースを土台にした、楽曲も非常に多いです。ジャズブルースの場合、シンプルなブルースのコード進行、という事はほとんどなく、やはりアレンジされます。
Cマイナーキー
マイナーブルース
もちろん、マイナーキーのジャズブルースもあり、上記のコード進行は、ジョン・コルトレーンの「Mr.P.C.」のもので、テンポも速い曲として有名です。
B♭メジャーキー
ジャズワルツ
ジャズワルツで最も演奏される曲と言えば、恐らく「someday my prince will come」かと思います。また、ワルツは1拍目にコードトーンさえ弾いておけば、先ずは安心という感じです。
Aマイナーキー
ジプシージャズ
ジブシージャズの始祖である、ジャンゴ・ラインハルトの「minor swing」の、コード進行です。同じコード進行が続く場合、ルート以外のコードトーンから入る、という方法も覚えておきましょう。
- ウォーキングベースはコードを支える他に、リズムキープも担う。





