ベースラインの基本練習でも、よく用いられるリズムに、8(エイト)ビートというものがあります。8ビートは8分音符の事、と思えば良いですが、あくまで主体のリズムなので、他の音符も入ってきます。因みに、8ビートは和製英語で、英語圏では「8th note rhythm」や「8th note feel」と、言われます。
開放弦
開放弦で押弦も変わる
⓿と❶は同じベースラインですが、⓿は開放弦を使い、❶は5フレット目を、押弦しています。開放弦の有無で、押弦は大きく変わるので、弾き比べてみるのも良いでしょう。
ポジション移動

ポジション移動を見ない
カッコ2の5小節目で、ポジション移動があります。これくらいのポジション移動ならば、指板を見なくても、手の感覚だけで、運指できるようなりましょう。
オクターヴ

オクターヴの押弦
2・7小節目に、オクターヴのフレーズがあります。フレット幅の広い2小節目は小指、フレット幅の狭い7小節は薬指、という風に、押弦を変化させるのも良いでしょう。
ハンマリングとプリング

ハンマとプリングの指
2~5小節目のハンマからのプリングですが、私は小指を使っていますが、薬指の方が運指させ易い人もいます。手の大きさ等にも合わせて、自分の好きな指を使いましょう。

中指と小指の運指
1・2小節目のハンマとプリングは、中指と小指を使っています。こういったハンマとプリングの、運指にも慣れておくと良いでしょう。
休符

休符のカウントを忘れない
カッコ2までは4分休符と、2分休符が多いフレーズです。休符だからと言って、何も感じない、というのは駄目です。他の音に惑わされないよう、休符もしっかりと、カウントを取っておきましょう。
高音域

高音域の押弦
全体的に高音域のフレーズなので、弦高が高くなっている分、押弦し辛いかもしれません。特にベースソロは、高音域のフレットを使うので、高音域の押弦にも慣れておきましょう。
押弦

押弦の仕方は複数
1・3・5・7小節目で見られる、フレーズの押弦が難しいです。私は上記の通り押弦していますが、他の押弦になっても構いません。
セーハ

セーハの押弦がベスト
人差し指のセーハ(バレー)が、基本になっているフレーズです。他の押弦になっても構いませんが、結局は人差し指のセーハを使うのが、最も楽でベストかと思います。
シンコペーション

シンコペーションとは?
シンコペーションを凄く簡単にいうと、タイ記号を溜め気味に、少し強めに弾くという感じです。このベースラインもタイ記号が多く、かなり難しいので、相当な練習が必要です。

- 8ビートは8分音符が主体のリズム。