ルート(根音)と完全五度のベースライン

ルート弾きのベースラインは、過去のページでも説明しました。ここでは、ルートに完全五度を加えたベースラインを見ていきましょう。ルートと完全五度のベースラインは、お手軽に使えるので、覚えておいて損はないでしょう。ルートのフレットから音が高くなる完全五度と、音が低くなる完全五度に注目してください。

ルートと完全五度でボサノバ

上の完全五度と下の完全五度を説明した2小節

上の完全五度と下の完全五度

コード「C」を例に挙げると、ルートのフレットは他にも幾つかありますが、ここでは3弦3フレットをルートのルートを表す記号とします。そこから2弦5フレットが完全5度を表す記号の完全五度で、ルートから音が上がっています。同じく4弦3フレットも完全5度を表す記号の完全五度で、ルートから音が下がっています。このサイトでは2弦5フレットを上の完全五度、4弦3フレットを下の完全五度と表現することにします。音源を聴いても分かるように、ルートから上の完全五度へ進行するのと、下の完全五度へ進行するのとでは、印象が大きく違うベースラインになると思います。


ボサノバ風ベースライン1を説明した2小節

ボサノバ風ベースライン1

同じくコードが「C」で、上と下の完全五度を使ったベースラインですが、4分休符を使いリズムを変えてみました。4分音符だけのベースラインも決して悪くはないですが、付点音符や休符を使うことによって、ベースラインにノリが生まれると思います。弾いて音を出すだけがベースラインではなく、休符を使ってやるのもベースラインを作る一つの方法です。上記の2小節は、ボサノバというジャンルでも、よく見られるベースラインでしょう。


ボサノバ風ベースライン1を説明した2小節

ボサノバ風ベースライン2

一つ前のベースラインのリズムを、8分休符を入れて少しアレンジしてみました。使っているフレットは、ルートと上下の完全五度だけです。また、8分休符が絶対という分けでもないので、リズム的に気に入らなければ、8分休符を無くし音を伸ばしても構いません。そして、このベースラインもボサノバでよく使われますが、ボサノバに限らず、ポピュラー音楽でもよく使われます。この後に紹介しているベースラインでも、このリズムを基本に作っています。


ルートと完全五度を利用したベースライン

ルートと完全五度の運指

ルートのフレットによっては、次のようにいかないこともありますが、1・3・4小節目などは、ルートのルートを表す記号を人差し指、上の完全五度の完全5度を表す記号を人差し指で押さえています。これがルートから上の完全五度だというのを、運指でも覚えておくといいでしょう。手が大きい人なら、小指より薬指の方が押さえ易い人もいて、それでも問題はありません。ルートから下の完全五度の運指ですが、5小節目のように、人差し指だけで3弦と4弦をフィンガリングする、セーハ(バレーコード)を用いることもあります。

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