コードトーン(アルペジオ)のベースライン

コードを作っている構成音のことをコードトーンと言います。ギターやピアノなら、コードトーンを一度に全て弾く、所謂コード弾きも多いですが、エレキベースはコードトーンを一音ずつ弾き、ベースラインを作ることがほとんどです。ルート弾きとは違い、ベースラインにも動きが出るので面白く、それでいてコードトーンの音なので、ベースラインに安定が期待できるでしょう。

コードトーン・アルペジオ・アルペッジョ・琵音

コードトーンのアルペジオを説明した3小節

コードトーンはアルペジオ

コード「CM7」「Am7」「G7」を例に挙げると、上記のような構成音がコードトーンです。ルートのルートを表す記号から、長三度の長3度を表す記号のフレット、短三度の短3度を表す記号のフレット、完全五度の完全5度を表す記号のフレット、長七度の長7度を表す記号のフレット、短七度の短7度を表す記号のフレットが、何処に位置するのかが重要になってきます。ギターやピアノでもコードを、一音ずつ分散して弾くことがあり、それをアルペジオ(アルペッジョ)と言います。日本名では琵音(びおん)とも言われています。


コードトーンの使い方を説明した4小節

コードトーンの使い方

コードトーンでベースラインを組み立てると、動きのあるメロディックなベースライを作れます。しかし「全ての音を使わなければならない」「使わないと損する」ということではありません。1小節目のようにルートを表す記号短3度を表す記号だけや、2小節目は短7度を表す記号が使われておらず、それでも問題ありません。また、音が低いルートを表す記号から順番に弾いていくのもいいですが、3小節目のように順番が違ってもいいです。4小節目はルートを表す記号から長7度を表す記号まで見ると、順番通りかと思いますが、最後の長7度を表す記号は音符を見ると、下の長七度だと分かります。コードトーンに縛られず自由に考えましょう。


ルート以外のコードトーンから弾き始めることを説明している4小節

ルート以外のコードトーンから弾き始める

コードトーンはコードを作る音なので、当然その中にはルートも含まれます。1小節目の「CM7」はルートのルートを表す記号から弾いていますが、2小節目の「Am7」は短三度の短3度を表す記号から、3小節目の「Dm7」は完全五度の完全5度を表す記号から、4小節目の「G7」は短七度の短7度を表す記号から弾き始めています。このように、必ずしもルートから弾き始めなくてもよく、4小節目に至ってはルートの音さえ使っていません。曲のジャンルによっては、ルート以外のコードトーンから入ることも多いですが、ポピュラー音楽の場合だと、それほど多くは見られないかと思います。


コードトーンのみを使ったベースライン

コードトーンのみを使ったベースライン

TAB譜面からも分かりますが、ベースラインだけに注目して聴いてみても、よく動いて賑やかになったと思います。ベーシストも単純なベースラインを弾くより、こういったベースラインを弾いている方が楽しいでしょう。しかし、曲の主役はメロディーなので、その邪魔をしているベースラインだと思う人もいるはずです。ベースラインを派手に動かしすぎて、主役であるメロディーより目立ってしまわないよう気をつけながら、ベースラインを考えていく必要があります。

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