ネックの曲がり方の種類

ネックの曲がり方には種類があり、ギター系統で共通した呼び方があります。また、ネックが曲がっているかを、自分でも確認できるようにもしておきましょう。簡単なネックの曲がり方なら、自分で直せる場合もあるので、その方法も確認しておきましょう。

順反り・逆反り・ねじれ・波打ち

ネックの順反り
順反りの状態を表す写真
ネックの逆反り
逆反りの状態を表す写真

ネックの順反りと逆反り

指板側を正面とすると、くの字に曲がっている左側の写真を順反り(じゅんぞり)と言い、それとは反対に曲がっている右側の写真を逆反り(ぎゃくぞり)と言います。乾燥しすぎていると順反りになりやすく、湿度が高くなると逆反りになりやすいとされています。なので、冬には順反りに梅雨には逆反りにと、ネックは1年に2回動くのですが、全てのエレキベースが必ずそうなるとも限りません。順反りにも逆反りにもなっていないネックが理想だとは思いますが、あえて少しだけ逆反りにしておくベーシストも居り、それは弦高の高さを低くする為だそうです。

ネックのねじれと波打ち

ネックの曲がり方は、順反りと逆反りの二種類だけではありません。4弦側は真っ直ぐなのに、1弦側から見ると曲がって見えたりするのがネックのねじれと言われます。また順反りと逆反りが混ざっているネックの波打ちというのもあります。簡単な順反りと逆反りなら、自分で調整することも可能ですが、ねじれや波打ちになってくると調整は難しいので、修理のプロであるリペアマンに頼んだ方が賢明かと思います。

ネックの曲がり方を確認する方法

ヘッド側から見たネック
ヘッド側から見たネックの写真
ブリッジ側から見たネック
ネック側から見たネックの写真

ヘッド側から見る or ブリッジ側から見る

ネックの反り方は、ヘッド側から確認することが一番多いかと思います。まず、エレキベースを真っ直ぐに立てますが、少しの影響でも気になる人は、ネックやヘッドを持たず、ボディ持ちます。これがなかなか難しいです。それから4弦側のナットの隅から、最終フレットの隅を目標にして、真上から覗き込んでみてください。少し角度を変えながらも見て、1フレットから最終フレットまで、フレットの隅が一直線に並んで見えたら、そのネックは反ってないということです。これを1弦側からも確認してみましょう。同じような要領で、ブリッジ側から確認する人もいます。最初にチューニングを済ませてから、ネックの反りを確認してください。

トラスロッドについて

先ほども少し触れましたが、簡単なネックの順反りや逆反りなら、自分で直すことも可能です。ネックの中にはトラスロッドという鉄状の棒が入っており、これを回すことでネックの調節が行えます。トラスロッドを何処から回すかというのは、エレキベースによりパターンが違ってくるので確認しておきましょう。

ネックの根元側にあるトラスロッド
ネックの根元側にあるトラスロッドの写真
ヘッド側にあるトラスロッド
ヘッド側にあるトラスロッドの写真

トラスロッドの位置

トラスロッドを何処から回すかですが、ネックの根元側から回す場合と、ヘッド側から回す場合があります。ネックの根元にあるトラスロッドは、一度ボディとネックを外さないと調整できませんが、左の写真のようにトラスロッドを見える状態にし、回しやすいよう加工する人もいれば、最初からそういう状態で売られていることもあります。ヘッド側にあるトラスロッドは、右の写真では確認できませんが、丁度あたりにトラスロッドが見えるでしょう。トラスロッドを回すには、ドライバーや六角レンチが必要ですが、エレキベースを購入時に付属しているはずです。失くしたのなら100円ショップでも購入可能です。

順反りの場合のトラスロッドの回し方

先ずは弦を緩めるのを忘れないでください。順反りの場合はトラスロッドを時計回りに締め対応します。回し方のコツですが、一度に大きく回さないで、少しずつ回してやりましょう。角度で表すと5度か10度くらいがいいと思います。またトラスロッドには限界があるので、どんなに回しても、それ以上回らないこともあります。無理に回してしまうと、ネックにヒビが入ることもあるので、気をつけてください。

逆反りの場合のトラスロッドの回し方

やはり弦を緩めておくのを忘れないでください。逆反りの場合はトラスロッドを反時計回りに緩め対応します。やはりこれも少しずつ回していくといいでしょう。丁度良いところまで緩められたら、最後に少しだけ時計回りに回して、締めておきましょう。そうしておかないと、緩みっぱなしになってしまいます。順反りの場合もそうですが、少し回したらチューニングしてネックの反りを見る、というのを何度か繰り返してください。

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