指板(しばん)の音名

ピアノと同じように、エレキベースのフレットにも一音ずつ音が決められてあり、その音には「ド・レ・ミ」のような音名がついてます。しかし「ド・レ・ミ」で覚えるより「C・D・E」の英語音名で覚えておくと、後から便利になると思います。多くて大変なので、少しずつ覚えていけば十分です。

指板の音名の覚え方

前のページでも説明しましたが「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」を、英語音名に直すと「C・D・E・F・G・A・B・C」となります。それらをエレキベースの指板に当てはめてやると、下記のような並び方をします。ここでは14フレットまでしか表していませんが、15フレット以降も続きます。

英語音名を表した指板

指板の音名とベースラインの関係

もちろん指板の音名は重要なのですが、TAB譜面さえ読めるようにしておけば、曲は弾けるので問題ないでしょう。ただ、後からオリジナルの曲などに、自分でベースラインをつけたい人は、指板の音名を覚えておくことは必要不可欠です。指板の音名を覚えることが、ベースラインを作ることに直結してくるからです。しかし、全てのフレットを一気に暗記するのは大変なので、範囲を区切って覚えるようにするといいでしょう。僕は次のように覚えた記憶があります。

0~5フレットまでの音名
0~5フレットまでの音名を記した指板図
7~10フレットまでの音名
7~10フレットまでの音名を記した指板図

まずは5フレットまでの音名を覚える

まずは開放弦から5フレットまでに範囲を絞り、これを3ヶ月程かけて気楽に覚えました。それから音の中心を3弦3フレットのCと、1オクターブ高い1弦5フレットのCとしました。オクターブというのは、音が丁度一回り高くなったり、低くなったりすることです。中心とするCから、何の音がどのフレットにあるかを覚えるようにすると、もっと良いと思います。

7フレットから10フレットまで

5フレットまでが覚えられたら、次は7フレットから10フレットまでで、ここでも音の中心を、4弦8フレットと2弦10フレットのCとして、周りにどの音名があるかを少しずつ覚えました。音名の並び方は一定なので、5フレットまでが頭に入っていたら、もうそんなに苦労はしないと思います。もちろん覚え方は自由ですが、このように範囲を限定して覚えてみるのもいいでしょう。


5フレットまでの音名
5フレットまでの音名を記した指板図
12フレット以降の音名
12フレット以降の音名を記した指板図

0フレット目と12フレット目の音名

1弦の0フレット目はG音で、12フレット目もG音です。2弦の0フレット目はD音で、12フレット目もD音です。3弦と4弦の0フレット目と、12フレットも同じ音名なのが分かります。このように0フレット目から、12フレット目までが1オクターブの関係です。1オクターブとは、音が丁度一回りすることだと説明しました。なので、1弦から4弦までの開放弦の音名と、12フレットの音名は全て同じになります。この1オクターブの関係は、0フレット目と12フレット目だけではなく、1フレット目と13フレット目、2フレット目と14フレット目と、1フレットずつずれても1オクターブの関係は続きます。12フレット以降の音名が直ぐに浮かんでこなかったら、開放弦からの音名を思い出して、当てはめてみるといいでしょう。

鍵盤楽器とエレキベースの音名

ピアノを始めとする、ピアニカ・エレクトーン・オルガン・キーボードなどの楽器を総称して鍵盤(けんばん)と言い、白い部分を白鍵(はっけん)、黒い部分を黒鍵(こっけん)と言います。鍵盤楽器でも音名を見てみましょう。

音名を記した鍵盤図

鍵盤も指板も音の並びは同じ

音名を記した5フレットまでの指板図

鍵盤はCのドから、右方向へ白鍵だけを順番に弾くと「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の完成です。白鍵であるCDの間には、でも示したように黒鍵があります。エレキベースの指板でも確認してみると、3弦3フレットのCと、3弦5フレットのDの間には、鍵盤でいう黒鍵に相当するフレットがあり、その他にも黒鍵に当たるフレットが幾つかあります。鍵盤のEFBCは白鍵が続いて並んでおり、間に黒鍵はありません。これもエレキベースの指板で確認してみると、黒鍵に相当するフレットはなく、EFBCが続いて並んでいます。

十二音音階

このように楽器の役割は違っていますが、鍵盤楽器もエレキベースのような弦楽器も、音名の並び方や配置は同じです。このような、私たちが日頃よく目にする楽器は十二音音階(じゅうにおんおんかい)という、12個で一周という音の並び方をしています。しかし、全ての楽器が十二音音階で区切られている分けではなく、アフリカなどの民族楽器などは、十二音よりもっと細かく分けることが出来ます。

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