ディミニッシュセブンスコードは減七の和音

ハーフディミニッシュコードの構成は「ルート・短3度・減5度・短7度」でしたが、そこから短7度を半音下げ、減7度になったディミニッシュセブンスコードを見ていきましょう。指板図のポジションは、ハーフディミニッシュコードから考えていきます。

ディミニッシュセブンスコードの「根音(ルート)・短3度・減5度・減7度」

コード「Cm7(♭5)」のポジション
コード「Cm7(♭5)」を表す指板図
コード「Cdim7」のポジション
コード「Cdim7」を表す指板図

ディミニッシュセブンスコード(減七の和音)について

左(上)の指板図はルートを表す記号のルート、短3度を表す記号の短3度、減5度を表す記号の減5度、短7度を表す記号の短7度で構成された、ハーフディミニッシュ(マイナーセブンスフラットファイブ)コードです。そこから短7度だけを半音下げ、減7度を表す記号の減7度にしてやった、右(下)の指板図が、ディミニッシュセブンスコードのポジションです。20フレットまでの指板図(クリックで拡大可能)でも確認すると、ルートを表す記号減5度を表す記号短3度を表す記号減7度を表す記号が、右斜めに並んでいるのが分かります。日本名は減七の和音(げんしちのわおん)と言います。

「dim7」と「dim」について

例えば、コード「Cdim7」なら、先ほども見たように「ルート・短3度・減5度・減7度」の四和音構成です。これが「Cdim」なら「ルート・短3度・減5度」の三和音構成だと、ディミニッシュコードは減三和音でも説明しました。しかし、ポピュラー音楽や、特にジャズの場合は確実に「Cdim」とあっても「Cdim7」と同じ、四和音構成で考えます。これまでにも何度か説明していますが、ややこしい話なので、何度か説明してやっと分かってくるかと思います。


減七の和音の響き

左(上)の鍵盤図が「C」音を根音とする、導七の和音(ハーフディミニッシュコード)です。導七の和音の短7度を半音下げ、右(下)の鍵盤図のような音程が、減七の和音(ディミニッシュセブンスコード)です。異なる音は7度の半音だけですが、印象は大きく変わってくるでしょう。減七の和音は不安定で、何か恐ろしいことでも起きそうな、そんなイメージを僕は持っています。


ディミニッシュセブンスコードを練習する譜面(ベースライン)

ディミニッシュセブンスコードのベースライン

2・4・6・8小節目が、ディミニッシュセブンスコードです。2・4小節目は「ルート→短3度→減5度→減7度」と、分かりやすいコード進行をしていますが、6・8小節目のように、ルートから減7度へ進行しても問題ありません。また、そのコードの構成音である、コードトーンを全て入れる必要もなく、5・7小節目のように、ルートと3度だけ、というようになっても構いません。

ディミニッシュセブンスコードの書き方

2小節目の「Cdim7」は分かりやすいと思いますが、4小節目の「A7」もよく使われる表記です。前述したように、6小節目の「Ddim」や、8小節目の「G」も、四和音構成を表しています。三和音か四和音かは、譜面や和音から考えたり、可能ならば作曲者に尋ねれば良いでしょう。

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