ブルースのコード進行でベースラインの練習

ブルースのコード進行は、ブルースという音楽ジャンルだけでなく、色んなジャンルで聴くことが出来ます。ロックなら8ビートを中心に、ジャズ系なら4ビートを中心に、様々なパターンを覚えておくといいでしょう。

Cメジャーキーのブルース(8ビート)

先ずはCメジャーキーで、リズムは8ビートのブルースです。コードのルートだけを弾き続けても構わないですが、ルート以外のコードトーンや、コードの構成音に含まれていない、経過音などにも意識を配ってみてください。

Cメジャーキーで短七度が小節の頭にあるブルースの譜面

短七度を小節の頭に弾く

小節の頭はルートを表す記号のルートを持ってくるのが基本ですが、4小節目は短7度を表す記号の短七度から入っています。その直前の3小節目は、コードの構成音ではない1弦2フレットので、4小節目の1弦3フレットに半音で繋がっています。この3・4小節目の流れは、ブルースの特色が出ているベースラインかと思います。


Cメジャーキーでオクターブ低い音も使ったブルースの譜面

オクターブ低い音も使う

ブルースは12小節でワンコーラスですが、それ一回きりで曲が終わることは、まずありません。12小節のコード進行を何週もし、曲は続けられます。その度に同じベースラインを弾いてはダメ、ということはありませんが、何パターンか用意しておくことが望ましいでしょう。ここではワンコーラス目と比べると長3度を表す記号の長三度や、完全5度を表す記号の完全五度などを1オクターブ下げ、ベースラインに違いを出してみました。オクターブ高低を利用すると、ベースラインの引き出しも増えるはずです。

Eメジャーキーのブルース(4ビート)

4ビートは4分音符が中心のベースラインで、ジャズではウォーキングベースと言われています。ここでの4ビートはジャズのそれとは、少し使い方が異なりますが、定番のようなベースラインかと思います。

Eメジャーキーで常にシャッフルを意識するブルースの譜面

リズムは常にシャッフルを意識

冒頭にシャッフル記号があるので、4・8・9・12小節目にある8分音符は、跳ねるようなリズムになります。そこ以外は4分音符のベースラインなので、シャッフルは関係ないように思えますが、常にシャッフルのリズムを感じ、意識しながら弾いていきましょう。そうすることによって、ノリを作ることが出来るでしょう。シャッフルについては、シャッフル or バウンス(8ビート)で説明しています。


Eメジャーキーでタイ記号を使ったブルースの譜面

タイ記号でリズムに変化

1枚目の譜面とコード進行は同じものの、4ビートの原形がない程に、タイ記号と8分音符を多く使い、ベースラインをアレンジしてみました。特にタイ記号が入ったことにより、リズムの取り方が非常に難しくなったと思います。弾き始めは4拍目のウラから入っており、ここでも8分音符にシャッフルがかかっているので、最初からリズムの取り方に苦労すると思います。とりあえずは音源を何度も繰り返し聴き、手足でカウントを取るのも忘れないでください。

Eメジャーキーのブルース(3連符の中抜き)

これまでのメジャーキーのブルースとは、2小節目と12小節目のコード進行に変化が見られます。ブルースのコード進行でも説明したように、こういったコード進行もブルースではよく見られます。

E♭メジャーキーでカッティング奏法が中心のブルースの譜面

カッティング奏法で歯切れ良く

譜面を見ても分かるように、3連符の真ん中が休符になったリズムが中心です。音源を聴いてみても「タッタタッタ」とカッティング奏法で、歯切れの良い音になっているのも確認できるでしょう。これもブルースではよく使われるリズムなので、覚えておきましょう。正確なカッティングが出来れば、逆に伸ばす音が活きてくるはずです。


E♭メジャーキーでフィルインのあるブルースの譜面

フィルイン

カッティング奏法で、ルートのルートを表す記号が中心だった一枚目の譜面から、大きくアレンジしてみました。ルート主体のベースラインは、サウンド的にも安定はしますが、8小節目のように、要所でベースラインを大きく動かしてやると、注目が集められるでしょう。こういったことをフィルインと言ったりしますが、フィルインの使い過ぎにも気をつけましょう。11小節目からのベースラインは、ブルースではよくあるエンディングパターンなので、そのまま覚えてしまってもいいでしょう。

Cマイナーキーのブルース

最後にマイナーブルースでも、ベースラインの練習をしておきましょう。1・2枚目の譜面は、Cマイナーキーと同じで、リズムも同じような8ビートですが、コード進行に少しだけ違いがあるので、そこに注目してみてください。

Cマイナーキーのポピュラーなベースラインを用いたブルースの譜面

ポピュラーなベースライン

マイナーブルースですが、ベースライン自体はポピュラー音楽などでも見られ、8分休符とタイ記号に気をつければ、さほど難しくはないかと思います。12小節目にポジション移動が出てきますが、1フレット目に人差し指を持ってくる、3フレット4フィンガーを基本に、フィンガリングしていけばいいでしょう。マイナスワン音源も利用して、自分でもベースラインを作ってみてください。


Cマイナーキーで8ビートを利用したブルースの譜面

8ビートのマイナーブルース

今度もCマイナーキーですが、4小節目が「Cm7」から「C7」に、9小節目が「Dm7(♭5)」から「A7」に、12小節目が「Cm7」から「G7」へと変わっています。難しいことですが、1枚目のマイナーブルースと、少しでもコード感の違いを感じてみてください。ベースラインは8分音符が主体の8ビートで、コードトーンを中心に組み立てた、シンプルなものかと思います。

この他にもブルースのコード進行で作ったベースラインが、ベースラインの練習のページにもあるので、よければ参考にしてください。また、譜面通りに弾けるようになったら、それを少しずつアレンジして、自らベースラインを作ることにも、チャレンジしてみると良いでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントで意見交換してみよう!

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です