カッティング奏法

音符では音を鳴らし、休符では音を止めなければいけません。その両方の違いを明確にすることが、上手な演奏に繋がってくるでしょう。カッティング奏法というと、大袈裟で難しく感じてしまいますが、単純には鳴っている音を止めて、また鳴らしてやることの繰り返しだと思ってください。音を止めるのにも、ちょっとしたポイントがあります。

カッティング奏法で音を刻む

弦を押さえ込んでいる状態
弦を押さえ込んでいる状態の写真
弦から指を離してはいない状態
弦から指を離してはいない状態の写真

音を止める時は指を弦から離さない

左(上)の写真は、小指で弦をフレットに押さえ込んでおり、この状態でピッキングすれば音が出ます。音を止めようと思えば、右(下)の写真のように、弦をフレットから浮かしてやればよいのですが、この時に指を弦から離さないように気をつけましょう。弦から指を離してしまうと、余計な音が出てしまうこともあるからです。写真は4弦3フレットを小指で押さえていますが、残りの薬指と中指と人差し指でも4弦を押さえ、音を止めるカッティングの時も、四本の指が弦に触っていれば、もっと正確に音を止められるでしょう。


カッティング奏法を利用した3連符のベースライン

カッティング奏法を利用した3連符のベースライン

このベースラインのように、3連符の真ん中が抜けた「タッタタッタ」と刻むリズムが、カッティング奏法の良い練習になるかと思います。先ほども説明したように、1小節目なら3弦3フレットを、小指だけで押さえるよりも、残りの薬指・中指・人差し指でも3弦を押さえ、音をカッティングする時も、四本の指が弦に触っている状態を作るといいでしょう。2小節目のように、開放弦をカッティングする場合は、その弦だけに絞ってもいいですが、一緒に他の三本の弦にも指を触れた方が、分かりやすくて良い場合もあるでしょう。


16ビートのカッティング奏法のベースライン

16ビートのカッティング奏法

16分音符が主体の曲を、16(シックスティーン)ビートと言ったりします。上記の譜面も16ビートで、カッティングはもちろん難しいですが、全体的にベースラインが複雑かと思います。まずはリズムを正確に知る必要があるので、音源を何度も聴いておきましょう。2小節目などでも見られる、16分音符と16分休符が連続して出てくる小節は、かなり繊細なカッティングが必要です。こういったリズムは16ビートを主体とする、ファンクやR&Bでは頻繁に見られます。

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