付点8分音符(付点8分休符)

その音符の半分の長さがプラスされる、というのが付点音符(ふてんおんぷ)でした。これより前に説明した、付点4分音符と付点2分音符は、音符の直ぐ右隣に、小さな黒い点が付けられ、それらを総称して付点音符と言います。

付点8分音符=8分音符+16分音符

16分音符16分休符0.25拍
16分音符 16分休符 16分音符と16分休符の長さ
8分音符8分休符0.5拍
8分音符 8分休符 8分音符と8分休符の長さ
付点8分音符付点8分休符0.75拍
付点8分音符 付点8分休符 付点8分音符と付点8分休符の長さ

付点8分音符と付点8分休符

8分音符の半分の長さは16分音符です。なので付点8分音符(付点8分休符)は、8分音符(8分休符)に16分音符(16分休符)を加えた長さです。仮に、付点8分音符を三等分してやると、16分音符が3つ出来上がります。そこに、もう1つだけ16分音符を足してやると、4分音符と同じ長さになります。付点8分音符1つと、16分音符が1つで、4分音符と同じ値になる、ということです。

付点8分音符(付点8分休符)を考える

付点8分音符と付点8分休符は、単体でも出てきますが、16分音符とセットで出てくることが多いです。幾つかのパターンが考えられるので、それらを16分音符や16分休符に直しても見て、リズムの取り方を考えてみましょう。

付点8分音符+16分音符
付点8分音符+16分音符がある小節
タイ記号の16分音符3つ
タイ記号で結んだ16分音符3つがある小節

付点8分音符は16分音符3つ分

左(上)の小節の3・4拍目は、付点8分音符と16分音符で1拍のリズムです。リズムの考え方ですが、右(下)の小節の3・4拍目のように、16分音符4つに直してから、1つ目から3つ目をタイ記号で結んでやっても、付点8分音符と同じ長さになります。実際の譜面では、このようなタイ記号の使い方はしませんが、リズムを考える時には、分かりやすくなるかもしれません。ここでは「ターーカ」としていますが、極端に「タアアカ」と、はっきり歌ってみるのもいいでしょう。


付点8分休符+16分休符
付点8分休符+16分休符がある小節
16分休符3つ
16分休符3つがある小節

付点8分休符は16分休符3つ分

先ほどの付点8分音符が、今度は付点8分休符になった譜面です。付点8分休符を分けてやると、16分休符が3つ分になり、右(下)の小節のような表し方になります。付点8分休符のリズムで分からない場合は、16分音符3つで感じ取るのもいいでしょう。僕は自分が歌いやすいように「ウンウ」と歌っていますが、「ウウン」でも「ウウウ」でも、休符を感じ取れる歌い方をしましょう。


16分音符+付点8分音符
16分音符+付点8分音符がある小節
タイ記号の16分音符3つ
タイ記号で結んだ16分音符3つ

付点8分音符が後にあるリズム

同じく左(上)の小節の3・4拍目は、付点8分音符がありますが、今度は16分音符が先に来ており、後から付点8分音符というリズムです。なので、リズムは「ターーカ」と間延びせずに「タカーー」と急に来るような感じになります。先ほどと同じように、左(上)の小節を、タイ記号を使って同じリズムで表したのが、右(下)の小節です。左右(上下)の小節を見比べてみると、やはり付点8分音符1つは、16分音符3つと同じ値になる、というのが分かると思います。


16分音符+付点8分休符
16分音符+付点8分休符がある小節
16分休符3つ
16分休符3つが並んだ小節

付点8分休符の歌い方

1つ前の付点8分音符が、付点8分休符になり「ウンウ」というリズムになりました。先ほども同じことを説明しましたが、付点8分休符の「ウンウ」が分かりづらければ、右(下)の小節のように、同じ長さに相当する16分休符を3つに直し、それら1つずつを「ウンウ」と見てやる方が、分かりやすい人もいるでしょう。そうしているうちに、付点8分休符も自然と感じられるようになると思います。

付点8分音符(付点8分休符)のリズム練習

先ずは付点8分音符を、付点8分音符+16分音符のパターンと、逆になった16分音符+付点8分音符というパターンを、覚えていきましょう。付点8分休符の方も、ベースラインにはよく出てくるので、よく練習しておきましょう。

付点8分音符を練習するための譜面

付点8分音符と16分音符のリズム

4小節目までの付点8分音符の使われ方は「ターーカ」というような、付点8分音符+16分音符というパターンです。その音符を1小節目では4分音符と、2小節目では8分音符と、3小節目では16分音符と、それぞれ聴き比べながら、付点8分音符+16分音符のリズムを、覚えてしまいましょう。このように、他の音符と比較しながら練習していくのも一つの方法です。

5小節目からも付点8分音符が出てきますが、16分音符が先の「タカーー」というリズムが入ってきます。4小節目までにあった「ターーカ」のリズムもあるので、音符をしっかりと見ておかないと、どちらのリズムか分からなくなるので、気をつけましょう。また7小節目の付点4分音符から、8分音符といったリズムも、崩れやすくなるポイントなので、気をつけてください。


付点8分休符を練習するための譜面

付点8分休符を歌う

付点8分休符+16分音符の「ウンウ」というリズムは、しっかりと休符の「ウンウ」も歌うようにしてください。休符を歌うというのは難しいと思いますが、休符の長さもしっかりと、体で感じる必要があります。3・4小節目の「ターー」は「ターー」で16分音符が3つ分になります。音源のテンポとは別に、ゆっくりと「タアア」と「」を強調して「タアア」と歌ってみるのもいいでしょう。

5小節目からも、付点8分休符を使ったリズムが出てきますが、7小節目に出てくる付点の無い、8分休符のリズムにも気をつけましょう。急にこういうリズムが出てくると、分かっていてもリズムが崩れやすくなります。6小節目は2分音符からタイ記号で、付点8分音符+16分音符に繋がっています。3拍目の途中までは一つの音が継続するので、しっかり音を伸ばしてやりましょう。最後の8小節目は、どこまでが1拍になるのか、見た目もややこしいので、1拍ずつに分ける作業から、始めてみるのもいいでしょう。

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