| ツーファイブとは? |
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| ジャズをするのに早くから覚えておくと便利なのが「Um7→X7→T(ツーファイブ)」というコード進行です。ツーファイブを簡単に説明しますと「良い感じのコード進行」です。ジャズのスタンダード(流行に関係なく、いつまでも親しまれている曲)ではよく目にするコード進行で、ツーファイブの進行だと分かればベースラインやアドリブ演奏が楽に作れると思います。このツーファイブのコード進行を見つけ出す方法として上の「5度圏の表」を利用するといいでしょう。時計回りに見て、となり合ったアルファベットが「○m7→○7」となれば、ほとんどがツーファイブだと思ってもいいです。バグスグルーヴもいくつかあるので見てみましょう。 |
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| 最後の12小節目を見てみましょう。「Gm7(Um7)→C7(X7)→F7(T)」のコード進行がツーファイブになります。5度圏の表で確認してみてください。他にも同じようなコード進行があります。でも、何でUとかXとかの数字で表すのでしょうか。それは他のキーでも対応できるようにするためです。今回のバグスグルーヴのFメジャースケールとCメジャースケールを照らし合わせて見てみましょう。 |
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| バグスグルーヴのようにキーがFの曲だけだったら「Gm7→C7→F7」のコード進行だけで覚えていたらいいですが、他のキーの曲だってたくさんあります。上のCメジャースケールのツーファイブは「Dm7→G7→C7」となります。なので「Gm7→C7→F7」とだけ覚えていても役に立ちません。だから度数を利用して「Um7→X7→T(ツーファイブ)」と覚えておくのです。ツーファイブのコード進行はジャズだけに限らず、ポップスなどにでも使われているコード進行です。ツーファイブで使えるベースラインを幾つか用意しておくと便利です。 |
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| ツーファイブの応用 |
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| このツーファイブを利用してコード進行に変化をつけることができます。バグスグルーヴを例に見ていきましょう。3〜4小節目はコードネームF7が続きます。これではウォーキングベースも単調になりがちなので、4小節目にツーファイブをもってきます。5小節目の□のB♭7を「Um7→X7→T」のTと見立てます。そうすると、その前の小節にUm7→X7をもってくることができます。5度圏の表で確認すると「Cm7→F7→B♭7」となります。4小節目にCm7とF7をもってくることによって、ウォーキングベースにも幅が広がります。でも、勝手にコードネーム作ってしまっていいのでしょうか。他の演奏者に黙ってやってもいいんでしょうか。いいんです。他の演奏者がF7で進行していてもおかしなことにはなりません。逆の場合でも同じことです。理論的に説明すると長くなるので、ツーファイブではこんなことも出来るというのを覚えておいてください。 |
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| ジャズも奥が深い |
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| ここまでジャズを一通り見てきました。でも、ここでやったことはジャズの基本中の基本だと思います。まだまだジャズでは覚えることが数多くあります。僕は根っからのジャズメンではなくて、仕事ではポップス系のバックバンドの仕事が多いです。でも、ジャズを勉強しておくと他の音楽を演奏する上でとても役に立っています。何の音楽にでも直ぐに対応できるという面では、音楽学校でジャズを勉強しておいてよかったと思いました。ジャズはとっつきにくい音楽だと思いますが、興味があれば勉強してください。自由で面白い音楽です。 |
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