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 ジャズのすすめ
「ジャズ」と言うと何か敷居が高く難しそうなイメージを持つ人が多いかと思います。確かにポップスやロックなどよりは手が出しづらいですし、テクニック的にも少し難しいものがあります。そもそもジャズとは20世紀の初めにアメリカのニューオーリンズで生まれた民衆音楽で、黒人のブルースなどと白人の音楽が融合して出来たものとされています。ピアノ・ベース・ドラムでトリオ(3人)、サックスなどが加わりカルテット(4人)、さらに一人増えるとクインテット(5人)などと言い、もっと増えるとビックバンドと言ったりします。ジャズをやるにしても何かきっかけがいると思います。ちょっと強引ですがこのサイトをよい機会に少しジャズをかじってみてはどうでしょうか。少しやるだけでもベーシストとしてのテクニックや知識も確実に上がると思います。
 ジャズ入門曲「Fのブルース」
ジャズ入門曲「Fのブルース」
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ジャズを初めてやる人たちにお勧めの曲としてFのブルースがあります。これは曲のタイトルではなくて、キーがFのブルースということです。このサイトでも紹介しているブルースのコード進行に少しアレンジがしてありますが、ジャズでは普通のことです。ジャズ初心者の方にFのブルースがお勧めな点として「1コーラスが12小節で分かりやすい」「移調(キーの変更)がなくキーはFのまま」「やさしいコード進行」が挙げられます。このサイトではFのブルースで有名な「バグスグルーヴ」を練習曲として取り上げていきます。この曲はビブラフォン奏者のミルト・ジャクソンが1954年に発表して以来たくさんのジャズメンがカバーしています。もちろん現在でもよく演奏されているので、覚えておけばセッションでも役に立つでしょう。

僕が仕事などでジャズやフュージョン系の音楽をする時は、リハーサルで上のような譜面を1枚渡されるだけです。実際にはこんなにキレイには書かれておらず、手書きで大雑把に書かれてあるものが多いです。これをリードシートとかリード譜などと言います。クラシックの楽譜やバンドスコアとは違い、必要な情報だけが書かれた簡単なものです。少し親切なリードシートになってくると、ちょっとだけベースラインとドラムパターンが書いてあります。バンド全体で合わす小節などは「ここはこう弾いて合わせて」などと直接言われ、すぐ演奏に入る場合が多いです。難しいと思うかもしれませんが、リードシートを使うことで曲の雰囲気をつかみやすく、自分が弾きたいように自由な演奏ができます。ジャズに関わらずポップスなどでもリードシートを使う時も多いです。コードネームの理解が必要になってきますが、ジャズにどっぷりつかりたければ、リードシートを使う機会を多くして演奏することに慣れておきましょう。

ジャズでは1コーラスを一区切りとして、そのコード進行をグルグルと何コーラスリピートしてアドリブ演奏をします。このバグスグルーヴでは1コーラスが12小節です。コード進行を回してアドリブ演奏をするのがジャズの醍醐味です。もちろんベースでもソロ演奏をすることもありますが、ほとんどがバンドを支える縁の下の力持ちが役目です。1曲の流れを説明すると、テーマ(決められたメロディ)を弾き、ソロをまわし、テーマに戻って終わります。バンドで決められている場合もありますが、ソロは何コーラス続けてもよく、演奏者が飽きたら次のソロ演奏者に合図を出して渡します。なので、同じ曲でもソロ演奏者によって1曲分の長さが変わってきます。こんな感じがジャズの一般的な約束です。
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