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 好きなベーシストを見つけよう
世の中にはたくさんの素晴らしいベーシストがいます。日本にも素晴らしいベーシストがたくさんいらっしゃいますが、その方たちも洋楽を聴いたり海外のベーシストに影響を受けていると思います。日本のJ-POPSなどもよい音楽はありますが、いろんなジャンルの音楽を聴いてみることをお勧めします。僕も高校まではJ-POPSしか聴いていませんでした。洋楽など全然興味がありませんでしたし、聴きたいとも思いませんでした。音楽学校へ入学すると色んなジャンルの音楽に触れられ、今までの自分の聴いていた音楽の狭さにもったいない思いをしました。ジャズ、フュージョン、タンゴ、ボサノバなど色んな音楽を聴いているうちに、ベーシストとしてのレベルも確実にアップしました。このページでは、エレキベースを続けていると必ず耳にするベーシストを紹介します。彼らから今までに聴いたことない音楽を吸収できると思います。
ジャコ・パストリアス ジェームス・ジェマーソン
Jaco Pastorius JAMES JAMERSON
 
エレキベースに革命を起こした人です。「ジャコは凄いから聴け」とよく言われました。初めて聴いた時は、何が凄いのかいまいちピンときませんでした。ある程度ベースが分かってくると、この人の何が凄いのかが分かってきました。今でこそ、彼を超えるテクニックの持ち主は多いと思いますが、彼が世に出てきたことによりエレクトリックベースの印象は変えられたのです。もうすでにお亡くなりになられましたが、現在でも世界中のベーシストから崇拝されています。 ジェイムス・ジェマーソンがエレベを持ち始めたのが1960年くらいからです。それから、彼もまたエレクトリックベースに革命を起こした一人だと言えるでしょう。彼の特徴としてよく言われるのが、小節のアタマを弾かないことです。そういった彼から得られるグルーヴ感により多くのミュージシャンや、他のジャンルの音楽にまで影響を与えました。彼の奏法が今のエレベの基本スタイルになっていると言っても過言ではありません。エレキベースの父と言ったベーシストです。

チャック・レイニー マーカス・ミラー
Chuck Rainey Marcus Miller
 
ジェイムス・ジェマーソンと並んで、エレクトリックベースの元祖というべきベーシストです。その2本の指から繰り出される個性的なフレーズは、後のベーシストに大きな影響を与えました。このアルバムは1969年作られ、フュージョンというジャンルの原点というべき一枚であり、彼から発せられるグルーヴ感も、エレキベースの新しい可能性を広げた一枚でした。また、参加しているミュージシャンも世界で活躍する人たちばかりです。 プロデューサー業もこなすマーカス・ミラーですが、やはりスラップベーシストとして有名だと思います。彼のエレキベースはフロントピックアップにカバーを付けています。そのカバーに手をぶつけてサムピングの調節をしていると記事に書いてありました。どうもスラップが上手く出来ないという人は、一度カバーを取り付けてみてはいかがでしょう。僕はこのアルバムの「Run For Cover」という曲がきっかけでスラップをやるようになりました。

リチャード・ボナ ルイス・ジョンソン
Richard Bona Lewis Johnson
 
11歳の頃にはもうプロとして活躍していたリチャード・ボナですが、それはギタリストとしてでした。エレキベースに転向したきっかけが、ジャコ・パストリアスの音楽でした。おそらく、リチャード・ボナはジャコのベーステクニックより1つも2つも上だと思います。凄いテクニックを持った彼ですが、同じくらい評価されるのがボーカリストとしてです。彼のCDを聴いてみると、ベーステクも堪能できますが、歌声の方が大きく感じ取れるかと思います ルイス・ジョンソンは「スラップを初めてプレイしたのは自分だ」と言っていますが、実際はどうなんでしょう。チョッパーの元祖と主張しているだけあり、彼のスラッピングのテクニックは多くの人から注目されました。デビューアルバムの「サンダー サムズ アイ ドライトニン リックス」という長いタイトルの曲では、タイトル通りの「雷親指」がハードなスラップを炸裂させています。その後も、数々のセッションでキレあるスラップを聴かせています。

ラリー・グラハム ジョン・パティトゥッチ
Larry Graham John Patitucci
 
チョッパー(スラップ)を初めてプレイした人とされています。この人を一言でいうと「ファンキー」という言葉がぴったりで、それがCDにもよく出ていると思います。チョッパーベーシストのカリスマ的存在で、その中でもアルバム「いかしたファンキーラジオ」が有名でしょう。そのアルバムの1曲目「POW」で聴けるソロは、チョッパーベーシストを目指す人なら必聴だと思います。ボーカルも低音が聴いたのっぺりとした面白い声です。 6弦ベースを物凄い勢いで弾きこなす、彼のプレイは多くのベーシストが一目起きます。1986年にチック・コリアがまだ若いジョン・パティトゥッチを起用して以来、彼は有名になりました。このCDはジョン・パティトゥッチの原点とも言えるアルバムで、彼のプレイが凝縮されているでしょう。その後、数々の大物ミュージシャンと共演を重ねています。因みに、ウッドベースもとても上手く、数々の名演奏があります。

ウィル・リー ヴィクター・ウッテン
Will Lee Victor Wooten
 
ウィル・リーはよく「白人ばなれしたベーススタイル」みたいなことを言われます。個人的に彼のベーススタイルはR&Bとファンクのよく似合っており、メロディックなベースラインを楽しめます。その他のジャンルにも視野が広く、ハードロックなども弾きこなせるベースプレイヤーです。そこらへんが上手く調和されているのが、24丁目バンドのウィル・リーだと思います。「BO KU TA CHI」は1981年に、日本で録音されたライブアルバムです。 ヴィクター・ウッテンとスティーヴ・ベイリーの超絶技ベーシスト二人によるアルバムです。さらにゲストとして、アンソニー・ジャクソン、ビリー・シーン、ジョン・パティトゥッチ、オテイル・バーブリッジという豪華ベーシストを迎えて、ベーステクニックが聴ける一枚だと思います。ベースとドラムだけしか楽器は使ってないのですが、そんなこと気づかないくらいの仕上がりです。改めてエレキベースの可能性を感じさせてくれるアルバムです。

アンソニー・ジャクソン スタンリー・クラーク
Anthony Jackson Stanley Clarke
 
アンソニー・ジャクソンは6弦ベースを少し特殊な奏法で操るベーシストです。本人は自分の6弦ベースを「コントラバス・ギター」と呼んでいます。最初はギターをプレイしており、そのギタープレイが今のベースに活かされているようです。本人も現在のベーススタイルの重要なことはギターから学んだと言っています。このアルバムは、ピアノ・ベース・ドラムのトリオ演奏で、大胆かつ繊細なベースを聴かせてくれます。 スタンリー・クラークは全体的にフュージョン・ロック色の強いベーシストだと思います。当時のジャコ・パストリアスと並び、ソロベースでは素晴らしい演奏を聴かせてくれます。エレキベースだけではなく、ウッドベースでもパワフルな演奏を聞かせてくれます。このアルバム名にもなっている「SCHOOL DAYS」はスタンリー・クラークの一番有名な曲で、フュージョン音楽の代表的な1曲といっても過言ではありません。

櫻井 哲夫 ビリー・シーン
櫻井 哲夫 Billy Sheehan
 
櫻井哲夫さんは日本でフュージョンブームを作ったバンド「CASIOPEA」のベーシストでした。もうすでにバンドは脱退されて、ソロ活動をされていますが、個人的には昔の櫻井さんを聴いてほしいです。ほとんどの曲を5弦、6弦の多弦ベースを使い、スラップで演奏されています。CASIOPEAのCDはたくさんありますが、映像でも楽しめるDVDをお勧めします。スラップベースのソロは見ものです。 元MR.BIGのベーシストだった彼は、ロックベースの頂点に立ちました。2フィンガーでは勿体無いと、残りの薬指と小指も使って繰り出される演奏は圧巻です。そんな彼が1996年に結成したインストユニットが「ナイアシン」というトリオです。全体的にはハードな音楽ですが、ジャズの心も忘れず、そんな躍動感あるライヴアルバムです。やはりライヴCDの方がより感じやすいと思います。

ゴードン・エドワーズ ポール・ジャクソン
Gordon Edwards Paul Jackson
 
超人的なテクニック系バンド「スタッフ」。そのリーダーがゴードン・エドワーズです。彼がベーシストとして認識されることは決して多くないですが、このグループを束ねていたのですから、それだけでも彼が良いベーシストだということが分かります。1976年にデビューしたスタッフはツインドラム、ツインギター、キーボード、そしてベースという編成で、フュージョンの花形的楽器のサックスやトランペットがなく、リズムセクションを代表するバンドだと言えるでしょう。 ジャズピアニストのハービー・ハンコックが、ファンクに挑戦したときに起用されたのがポール・ジャクソンでした。それまでのポール・ジャクソンもそれほど有名ではなかったにせよ素晴らしく、R&Bにジャズ、ラテンなどの音楽でもエレキベースを弾いていました。このライブアルバムでも、ハービー・ハンコックのキーボードと素晴らしくマッチングしています。タイトル通りに何度となく押し寄せる洪水のように彼のエレキベースもグルーヴしています。
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